チャボのMyポートフォリオ(2022/11/6時点)

Myポートフォリオ

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10月の米国市場は上昇の月となりました。しかし下旬にかけては下落する流れとなり11/2のFOMCでは急落する展開となりました。

米国9月CPI(消費者物価指数)は総合が市場予想(8.1%)を上回る8.2%(前月比8.3%)、コア(食品とエネルギーを除く)が市場予想(6.5%)を上回る6.6%(前月比6.3%)でした。こちらに関しては総合が下落基調ではありますが、コアはまだピークアウトの兆候は見られていません。こちらは近日、発表される米国10月CPI(消費者物価指数)の動きを注視したい展開です。

11/2のFOMCで0.75%の利上げが発表され、政策金利は「3.75~4%」となりました。利上げ幅については予想通りでしたが、パウエルFRB議長の記者会見で従来以上の利上げが必要との発言を受けて株価は急落しました。

米国の10月の雇用統計も強弱まちまちでしたが、米国経済はまだまだ強い印象を受けます。FRB(米国の中央銀行)は不景気にすることでインフレを沈静化させたい様子であるため、まだ利上げの手を緩める状況には至ってないように感じます。政策金利見通しが「5%」以上となる可能性もあり、神経質な展開が続きそうです。

以下、現在(2022/11/6時点)のMyポートフォリオの情報となります。

Myポートフォリオ(2022/11/6時点)

保有銘柄とポートフォリオ内の比率

現在(2022/11/6時点)のポートフォリオ(保有銘柄と比率)は以下のとおりです。

現在のポートフォリオ

最近は「株は買い」という意見をかなり聞くようになってきました。私はその意見にはまだ半信半疑ではありますが、利上げも終盤局面を迎えつつあるため、時間分散しながらであれば買っていっても良いのでないかと感じています。そのため、10月下旬あたりから少しずつ長期で持てそうな個別株やETFを買い始めています。

前回(2022/9/25時点)のポートフォリオ(保有銘柄と比率)は以下のとおりでした。

前回のポートフォリオ

保有銘柄の詳細

現在(2022/11/6時点)のポートフォリオ保有銘柄の詳細(保有株数、平均取得単価、評価損益率)は以下のとおりです。

キャッシュ比率は少し下げましたが、まだ半分以上は流動的に動かせる資金です。長期的に見た場合、そろそろ動いても良いかもしれません。しかし、個別株については明暗が分かれやすいためリスクが高い状況と考えています。高配当株のような安定性の高い銘柄、ETFなど分散が効いた投資対象に時間分散しながら投資していくスタンスが良いと考えています。場合によっては米国にこだわる必要すらないのではないかとすら考えています。

保有銘柄の動き(2022/11/6時点)

前回(2022/9/25)から現在(2022/11/6)までの保有銘柄の動きは以下の通りです。

9/25 ~ 11/6期間中の保有銘柄の動きMCD(マクドナルド):245.95 → 274.6(+11.65%)
VYM(米国高配当株式ETF):102.95 → 106.63(+3.57%)
VTI(全米株式インデックス):184.26 → 188.94(+2.54%)
先進国株式(たわらノーロード):21418 → 21620(+0.94%)
SBI・V・全米株式インデックス:11271 → 11376(+0.93%)
S&P500(eMAXIS Slim米国株式):19264 → 19433(+0.88%)
AAPL(アップル):150.43 → 138.38(-8.06%)
TSLA(テスラ):303.3 → 207.47(-31.61%)

10月はGAFAM(Google、Apple、Meta(旧Facebook)、Amazon、Microsoft)などグロース株が冴えなかった一方、バリュー株については好調でした。セクターによって強弱が分かれてきており、投資対象の選定が非常に重要となるでしょう。最近の動きからGAFAMの時代はもはや終焉したかのように感じています。11月相場はグロース株とバリュー株の動きをこれまで以上に比較して見た方が良いかもしれません。

購入した銘柄

前回(2022/9/25)から現在(2022/11/6)までに購入した銘柄は以下のとおりです。

買い増し:MCD(マクドナルド)
新規追加:VTI(全米株式インデックス)、VYM(米国高配当株式ETF)、TSLA(テスラ)
購入理由としては大幅な利上げも終盤局面となりつつあり、利上げペースの鈍化が意識されると株は上がりやすくなると見ているためです。MCD(マクドナルド)、VTI(全米株式インデックス)、VYM(米国高配当株式ETF)は長期的に見て、今から買っていっても問題ないとみているため徐々に買い始めています。現時点ではVTIよりVYMの方がパフォーマンスが良いあたり、今の局面を象徴しているように感じています。

TSLA(テスラ)はかなり落ちてきたので打診買いしましたが、現在の局面では思っているほどのパフォーマンスを上げられないかもしれないと感じています。そのため、状況によっては売るかもしれません。

売却した銘柄

前回(2022/9/25)から現在(2022/11/6)までに売却した銘柄はありませんでした。

チャート分析

S&P500

チャートはS&P500の日足チャート。10月に入ってから上昇してましたが、直近では下落基調となっています。

テクニカル分析としてみた場合、直近では50日移動平均線(青線)を下回っているため、まずはそのラインを越えられるかに注目したい展開です。50日移動平均線(青線)を越えた場合、200日移動平均線(白線)を越えられるかが焦点となるでしょう。

RSIは50付近であるためニュートラルな水準。ただMACDについてはデッドクロスを形成しつつあるため、形成してしまった場合は下落リスクがあるでしょう。

ファンダメンタルズとしてみた場合、FOMCでのパウエルFRB議長の生命から政策金利が市場予想以上になる可能性があります。来週の米国CPI(消費者物価指数)などデータを注視したい展開です。

上昇する可能性も、下落する可能性もある展開であるため決め打ちはしないでいきたい展開です。強いて言えば、下落直面を買っていきたいかと考えています。

US100(ナスダック100)

チャートはNASDAQ100(ナスダック100)の日足チャート。先月あたりからS&P500より弱い動きとなっています。主な理由としては決算が冴えなかったGAFAM(Google、Apple、Meta(旧Facebook)、Amazon、Microsoft)の構成比率が高いためでしょう。

内容としてはS&P500とほぼ同じ見解ですが、NASDAQ100を買うならS&P500を買ったほうが良いとみています。

US30(ダウ平均株価)

チャートはUS30(ダウ平均株価)の日足チャート。S&P500、NASDAQ100が低調に推移するなか200日移動平均線(白線)付近まで上昇しており、米国の指数の中でも最も良いパフォーマンスとなっています。このことからグロース株<<バリュー株ということがわかります。

今年に入ってから200日移動平均線(白線)で跳ね返される展開が続いているため明確に越えてくるようなら、いよいよ上昇トレンドとなる可能性があります。

逆に下落するようであれば50日移動平均線(青線)でサポートが入るかに注目したい展開です。サポートがあれば底値を固めて再度上昇する可能性もあります。50日移動平均線(青線)でサポートが入らなければ再度安値を試す展開となるかもしれません。

VIX(恐怖指数)

チャートはVIX指数の日足チャート。別名恐怖指数ともいわれておりS&P500が下落すれば上昇し、上昇すれば下落する傾向にあります。

テクニカル分析の観点からみた場合、200日移動平均線付近を下回っており、数値も24.56と低水準。市場参加者は特に恐怖は感じていない状況です。年末にかけて株高になるという声が多いですが、個人的に懸念しているのが現在のVIX指数の低さです。

今年に入ってからは200日移動平均線付近を下回った後、VIX指数は上昇傾向にあります。そのため、VIX指数が低すぎる現状は楽観に傾きすぎずに警戒しておいた方がよいかもしれません。

米国10年国債利回り

チャートは米国10年国債(米国長期金利)の日足チャート。米国長期金利は上昇すれば、株価が下落しやすくなる傾向にあるため注視すべき数字となります。

現在の水準はは50日移動平均線(青線)を明確に越えており、前回と変わらずに高い水準です。その影響からグロース株を中心としたNASDAQ100は低調に推移していますが、バリュー株が多いダウ平均株価は堅調に推移しています。FRBの政策金利の水準が市場予想を越えてくる可能性が高いため、現在の傾向は続きそうです。

米国10年国債(米国長期金利)が上昇傾向にある限りはNASDAQ100などグロース株は買うのはリスクが高いでしょう。

投資方針

11月FOMCの内容の発言をまとめてみました。

11月FOMC内容まとめ【総評】
0.75%の利上げを実施(4会合連続)
・今回の利上げで政策金利は「3.75~4%」
・声明はハト派、会見はタカ派。会見で株価は急落
・政策金利は将来的に「5%」を超える可能性も
・12月の利上げ幅については特に語らず(データ次第で判断か)
【パウエルFRB議長の主な発言】
・利上げ打ち止めの最終的な政策金利は従来想定より高くなっている
・すぐには利下げするつもりはない
・今後の判断は新たなデータの全体像、経済活動、インフレの見通しによる
・物価安定はFRBの責任であり、経済の岩盤の役割を果たす
・利上げのスピードより「どこまで金利を上げるか」が重要
・今後の利上げペースを決める際、これまでの累積的な利上げ効果を考慮する
・利上げのペースを落とすのは次回会合であるかもしれないが、現時点で決まっていない

今回のFOMCでの利上げで政策金利は「3.75~4%」に。利上げ幅は予想通りでした。しかし声明文で「これまでの累積的な利上げ、金融政策が経済活動やインフレに影響を与える時間差、経済・金融情勢の変化を考慮する」と表記して12月に利上げ幅を縮小する可能性もにじませるハト派な内容でしたが、会見では「利上げ打ち止め時の最終的な金利水準(ターミナルレート)は9月の想定より高くなっている」とも発言したことから、従来予想以上の利上げが意識されて株価は急落しました。

上手はFRBが公表しているドットプロットですが、最新版は出てないため前回(2022年9月時点)のものとなります。今回のFOMCで2023年の政策金利は「5%」を越える可能性も出てきました。従来は2023年は「4.50%~5.00%」付近と予想されていたため、従来予想以上の利上げとなる可能性が嫌気されてFOMCのパウエルFRB議長の記者会見では株価が急落した流れとなります。

しかし、利上げも終盤局面にきているためインフレの沈静化が明確にみられるようになればFRBは利上げペースを緩めることが想定されるため株高につながるでしょう。そのため今後の株価の動き、FRBの政策金利の動向についてはデータ次第といるでしょう。

目先のところの注目は11月10日の米国CPI(消費者物価指数)でしょう。こちらでインフレが落ち着いてきていることが示唆されれば株高、インフレが落ち着いていないようであれば株安として動きやすいと想定されます。

目先のところはデータをしっかり確認しつつ、相場が動いた方向についていきたいところです。

相場でもっとも大切なことは「退場しないこと」楽観にも悲観にも偏りすぎず、いきたいところです。

軸となるのは、コア・サテライト戦略。コアの部分(インデックス投資、長期保有を前提とする優良な個別株・ETF)をしっかり固めて、サテライト(旬な個別株・ETF、レバレッジをきかせた短期トレードなど)で機動的に攻め、攻守に優れたポートフォリオを築いていくべきでしょう。


コア・サテライト戦略:NEXT FUND

チャボ
チャボ

私事ですが、仕事でメンタルを崩してしまったため現在休職中となります。今年は仕事に株にかなり踏んだり蹴ったりの状況ですが、どちらにせよ生き残れるよう頑張りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

私、チャボはtwitter(@jeimus_fuccon)でも米国株について発信しているのでご興味ございましたらフォローよろしくお願いします。

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