【リスクオフ相場が到来】9月相場は下落から開始!米国株は全面安の展開、買い場はまだ先か。為替は各通貨の動きに注目|2021年9月12日更新

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先週(2021/9/6~10)の米国市場は主要指数が軒並み下落。ダウ、S&P500、ナスダック100、ラッセル2000すべての主要指数が下落しました。

例年、米国のレイバーデー明けは相場の雰囲気が変わりやすい傾向にありますが、今年も例にもれない展開となりそうです。おそらく当面は下落基調が続くと思うので、焦らずチャンスを待ちたいと考えています。

リスクオフとなりつつある米国株に対して、日本株は反発。菅首相が辞任を表明して自民党総裁が変わると決まってから反発が続いてます。

当ブログは米国株投資とFXを主に取り上げているため、自民党総裁選と日本株については強いて取り上げるつもりはないですが、米国株と為替に影響は大なり小なりあると見ているため注視はしていきたいです。

では先週の相場を振り返りつつ、今後の展望について語っていきたいと思います。

米国市場の動き(2021/9/6~10)

米国主要指数

先週(2021/9/6~10)、米国市場の主要指数の動きは以下の通りでした。

米国主要指数 | 9/6~9/10の動きダウ:35369.1 → 34607 (変動値:-761.43 変動率:-2.15%)
S&P500:4535.42 → 4458.57(変動値:-76.85 変動率:-1.69%)
ナスダック100:15652.86 → 15440.75 (変動値:-212.11 変動率:-1.36%)
ラッセル2000:2292.05 → 2227.55(変動値:-64.50 変動率:-2.81%)

先週はダウ、S&P500、ナスダック100、ラッセル2000すべての主要指数が下落。9月相場は基本弱く、レイバーデー明けは相場の流れが変わりやすいというアノマリーは今年も健在のようです。

買い場は早くても9月下旬あたりとみているため、しばらくは主要指数と個別株の動きを注視しつつ狙いを絞っていきたいと考えています。

以下は2021/9/11時点の年間上昇率、月間の動き、週間の動きをまとめた内容となります。

S&P500ヒートマップ

先週(2021/9/6~10)、S&P500ヒートマップの各銘柄の動きは以下の通りでした。

S&P500(直近1週間の動き):finviz

全面安です。これまでは下落局面でも上昇しているセクターはあったのですが、先週の下落は上昇している銘柄はごく一部だけということに注目すべきでしょう。

売られる局面ではグロース株であろうと、バリュー株であろうと売られます。本格的なリスクオフ局面では株どころか、債券、金(ゴールド)、原油、コモディティなどありとあらゆるものが売られて「Cash is King(現金が王様)」の状況となります。これは去年のコロナショック、もしくはリーマンショックを経験した方は既に経験済みのはず。

来週以降も下落が続くとしても、悲観するほどの状況にはならないと思います。しかし下落局面において「現金」に勝るものはないはず。そして、資産運用において最も重要なのは「アセット・アロケーション(資産管理)」だと言われる所以の一つではないかと私自身は考えています。

為替相場の動き(2021/9/6~10)

FX通貨強弱

先週(2021/9/6~10)、為替相場の各通貨の動きは以下の通りでした。

FX変動率・変動値

2021/9/12時点の年間上昇率、月間の動き、週間の動きをまとめた内容となります。

先週(2021/9/6~10)は為替もリスクオフでドル高円高でした。豪ドルが特に弱く、ユーロも弱かったですが、ポンドはドルと円にさほど劣らず強かったです。

今後の方向感についてはリスクオフが続くとすれば、先週同様にドル高円高の流れが続くと思われます。リスクオフの方が値幅も取りやすいため、基本はクロス円もドルストレートもショート(売り)目線でエントリーポイントを探っていきたい流れです。しかし、相場に絶対はないため反発する可能性も考慮には入れておきたいところです。

以下は各通貨におけるコメントと見解になります。私見を大いに含みますので参考程度にどうぞ。

2021年|通貨別コメント・見解(2021/9/12時点)$ドル:上下はするものの、基本強い通貨。今後テーパリングや利上げが意識されるとさらに上昇余地あり。長期金利(米10年国債)との相関性もあり。リスクオフ時も強い。
¥円:今年の最弱通貨。今年は基本リスクオン相場であったため売られまくっていた。しかし、リスクオフ時には買われる通貨の本命。株安局面が続くのであれ短期では買いもあり。
€ユーロ:上下はするものの、強くもなければ弱くもない。今年はドルとポンドに比べると弱いため、強いて言えば弱い。欧州景気に連動した動きをする傾向にある。
£ポンド:今年の最強通貨。ワクチン接種が進んでいるとはいえ、どこの国よりもコロナウィルスの感染拡大にお構いなし。経済優先の姿勢をとるため景況感は良く、連動して通貨も強い。
A$豪ドル:基本的に弱いが、たまに急上昇したりする。円が弱すぎるため、そこまで目立ってないが今年の5月以降はずっと下落基調。資源価格と連動性があり、株安局面にも弱い。

コメント

チャボ
チャボ

レイバーデー明けの米国市場は下落で始まりました。問題はここからどこまで下落するかですね。しばらくは主要指数と個別株の動きを注視しつつ、狙いを絞っていきたいと考えています。
為替はリスクオフ到来ならドル高円高継続とみるべきですが、菅首相の辞任と自民党総裁選の影響から日本株が反発していることから方向感が出づらい展開が続くかもしれません。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

私、チャボはMyポートフォリオも公開しております。twitter(@jeimus_fuccon)にて米国株、FX(為替相場)について発信しているのでご興味ございましたらフォローよろしくお願いします!

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