先週の米国市場はS&P500が最高値を更新!
中でもナスダックを中心としたグロース株が上昇を牽引した流れでした。
4月相場はアノマリー通り、上昇が期待できそうな幸先の良い出足でした。
4月相場が強いのは歴史的に証明されてますので今月は強い相場を期待できそうです。特にグロース株は暴落した後、復調の兆しを見せている今が今年一番の買い場でしょう。
※買い場なのは好業績・好決算銘柄に限ります。
4月相場の強さはマネックス証券のハッチこと岡本平八郎さんも言及してくださっていたので引用させていただきます。後半につれて強くなるところが特徴ですね。
米国🇺🇸株市場の季節性について。明日から1年間で2番目に株が強い1ヶ月が始まります。1983年から2020年までの間4月のS&P500は平均1.89%上昇。過去10年間では2.34%の上げとなっています。前半より後半に勢いがついてきます。 pic.twitter.com/wdpnLGln7m
— ハッチ (岡元兵八郎) (@heihachiro888) March 31, 2021
先週(3/29~4/2)の米国市場の動き
S&P500(1週間の動き):CNBC
先週の米国株市場はダウが週間+0.24%(+80.1)、S&P500が週間+1.14%(+45.4)、ナスダック100が週間+2.70%(-350.4)、ラッセル2000が週間+1.46%(+32.42)と非常に堅調な動き。
冒頭で述べたとおり、S&P500は最高値を突破するなど非常に強い動きです。2月下旬~3月下旬の荒れ相場でも抜群の安定感を発揮していたため、今年に関してはS&P500が最も安定したパフォーマンスを残すのではないかと感じています。
S&P500(1週間の動き):finviz
S&P500ヒートマップは目に優しいほぼオールグリーン。全てのセクターが堅調でした。
先週下げていたテスラも今週はしっかりとした上昇。テスラに関しては2021年3月の納車台数が市場予想を上回ったようなので来週から一段とした上昇が期待できそうです。
Tesla crushes delivery expectations by delivering 184,800 vehicles in Q1, ahead of consensus of 172,230, while producing 180,338. $TSLA pic.twitter.com/WRNnv6rkDl
— Tesla Daily (@TeslaPodcast) April 2, 2021
私、チャボもホルダーとして来週買い増ししたいと考えています。
テスラに限らず4月の米国市場はグロース株中心に強気に考えています。
今週(4/5~4/9)の為替相場の動き
私、チャボは為替相場もやっています。
仕事のほうが少し落ち着いてきたので今週からは為替相場の展望についても触れていきたいと考えています。
株と為替(FX)はドルや米10年国債(長期金利)の動きに連動性がある点など、意外と相関性があります。
とはいえ半分は自分への備忘録としてつけていきたいと思っているため、興味がある方のみ読んでいただければと思っています。もし為替もやっている方がいらしたら、ぜひ読んでやってください。
為替については今年(2021年1月)からドル高円安に大きく動いています。
去年はFRBの大規模緩和の影響で米10年国債利回り(長期金利)が低下とともにドル安に動いていました。しかし、今年に入ってからの長期金利の上昇とともにドル高に動いているわけです。
上記は2021年の騰落率をまとめた内容ですが、円が絡むクロス円の通貨ペアが上昇していることからドル安というより円安相場ということが分かるかと思います。
とはいえ、ドルが絡むドルストレートの通貨ペアも強いことからドルも相当強いです。ドル円においては今年に入って7%を超える大幅な上昇となっています。
こんな流れで今年はドル高円安が鮮明なわけですが、4月はアノマリー的としてはドルが弱くなる傾向にあるため今月はこの流れに変化があるのではないかと注目しています。

上記は年間のドルの強さをドルインデックスのシーズナルサイクルですが、4月は急落していることから例年ドルが弱いことがわかります。とはいえ、過去のチャート見てるとやや弱含む程度なので過信は禁物という印象でした。
ドルよりも注目している通貨がポンドです。実は今年の最強通貨は今のところドルを抑えてポンドなのです。
上記はラリー・ウィリアムズのFXアノマリー4月カレンダー。クロス円では4月最強はポンドです。
ポンドは通貨の特性上、ボラティリティが大きく別名・殺人通貨と言われているためリスクは高いです。とはいえ、損切りと利確ラインさえしっかり決めてルールに遵守したトレードをすれば損小利大が狙えるため魅力のある通貨ともいえます。
前置きが長くなりましたが、4月はドル安ポンド高の傾向があり、今年は円安傾向にあることから4月はポンド円とポンドドルのロング(買い)に妙味があると私は考えています。
4月相場においてグロース株が復活するシナリオを想定すれば、長期金利が一段と上昇する確率は低いはず。長期金利が一段と上昇しないのであれば今年に入ってからの急激なドル高も一旦は一服する。となると、グロース株の上昇とドルストレートの動きは連動する可能性がある。ポンドはアノマリー的に4月最強なのでポンドドルとポンド円に妙味あり、という思考です。
この考えの答え合わせは今月末のお楽しみですかね。
この度は記事を読んでいただき、ありがとうございました!
私、チャボはtwitter(@jeimus_fuccon)にて米国株、FXについて発信しているのでご興味ございましたらフォローよろしくお願いします!
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