先週の株式市場はリスクオン!
GameStop事件の下落を全戻しする上昇相場となりました。ロビンフッダーによる投機的な動きは思いのほか早く落ち着くこととなりましたね。
下落を警戒してたので完全に肩透かしとなりました。直近のところは
「強気でいくべきか、下落リスクに備えるべきか?」
迷うところであるかと思いますが私、チャボとしては引き続き下落リスクに備えつつ市場の動きについていきたいと考えています。
直近の米国市場はGAFAMを筆頭に強い決算が非常多く、バイデン政権の1.9兆ドルの追加景気刺激策への期待感から上昇する可能性も十分あります。
しかし、2月がアノマリー的に強くないのは過去の統計が示しております。よって、ここは余力は残しつつ相場についていくのが良いと判断します。
強気材料と下落材料をまとめると以下の通りです。
・GAFAMを筆頭に直近の決算は強い企業が多い
・バイデン政権の1.9兆ドルの追加景気刺激策への期待感
・2月はアノマリー的に株は強くない
・米大統領選以降、上昇相場が続いており調整リスクがある
米国市場の動き
先週(2/1~5)の動き
Dow(1週間の動き):CNBC
先週の米国株市場はDowが週間+3.89%(+1166.2)、S&P500が週間+4.65%(+172.8)、NASDAQが週間+5.25%(+678.96)で主要指数は軒並み大きく上昇。先週の下落を完全に取り戻しました。
S&P500(1週間の動き):finviz
S&P500もほぼ全セクターが上昇。特に強かったのはGoogleですね!決算の強さから広告で収益をあげているその他の企業の決算にも期待がもてそうです。
その他の銘柄・セクターも軒並み上昇しています。逆に冴えなかったのはヘルスケア関連くらいですかね。今週はどう動くか注目したいです。
今週の展望
決算スケジュール:earningswhispers
今週はDisney、Uber、GM、Coca-Cola、Pepsico、Zillow、Twitterなどバリュー株で注目の決算が多いですね。個人的にはDisneyを保有しており、Uber、GM、Zillowあたりも注目しています。
とはいえ、今週は市場の動きを見極めたいので積極的には動かず様子見の週としたいです。
為替相場(FX)の動き
私、チャボはFXもおこなっております。実は相場歴としてはこちらの方が長いです。
これまではボリュームが膨らむとブログ更新に差し支えるので控えてきましたが、今年に入ってから気になる動きが出ているので今後ブログでもちょくちょく発言していきたいと思います。
今年に入ってからドル高トレンドが出ている
去年(2020年)はコロナショック以降、FRB(米中央銀行の最高意思決定機関)が歴史上最大級の大規模金融緩和をおこなった影響でドル安株高の年となりました。
その影響でドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ペア)はドル安トレンドが鮮明だったのですが、今年に入ってから「ドル高トレンド」に戻りつつあります。
ドルインデックス(日足):TradingView
ドルインデックスとは、主要国通貨に対する米ドルの価値を指数化したものです。チャートをみると2020年3月以降、12月末ずっと下落しておりドル安が進んでおりました。しかし、2021年1月から底を打ち、上昇トレンドに転換したかのような動きをしています。
下落チャネル(チャートの赤枠)を上に抜けているため転換サインは既に出ています。ただ先週(2/5)の米雇用統計後はドル安に動いたため、今週は特に動きに注目しています。
ドルインデックス:Equity Clock
上記はドルインデックスのシーズナルチャートですが毎年1月~3月はドル高傾向にあることがわかります。そして今年も今のところ同様の動きをしています。となると、FXはドルストレートでドル買いをすれば勝率が高いことはずです。
今週はその点を踏まえてドル買い相場継続か、じっくり見極めていきたいと考えています。
Myポートフィリオ(2021/2/7時点)
Myポートフォリオはほとんどの銘柄が値を伸ばしたため含み益は最高値を更新中です。
特にZoomへの復活の「期待」が「確信」に変わりつつあるので、今後の動きに注目したいです。
Myポートフォリオの詳細は以下のとおりです。
先週から追加した評価損益は意見があったので消すことにしました。
新規でTrade Deskをポートフォリオに追加!
ポートフォリオも少しいじっており、新規銘柄の追加と売却も行ってます。
売却:先進国株式、全世界株式(投資信託)
Trade Deskは米国の広告データ企業。広告代理店に広告目録などの管理を可能にするテクノロジーを提供しています。今年に入ってから下落しておりましたが、720付近でダブルボトムをつけたと判断。Googleの決算から広告企業の決算も強いと判断したため打診買いしました。
先進国株式と全世界株式を売却したのは、キャッシュ比率を高めたかったためです。個別株の売却も考えましたが、これまで売却してから伸びた銘柄も結構あったので手放すことでリターンが減る方がリスクだと感じました。
この度は記事を読んでいただき、ありがとうございました!
私、チャボはtwitter(@jeimus_fuccon)にて米国株、FXについて発信しているのでご興味ございましたらフォローよろしくお願いします。
コメント